日本ハム劇的3連勝!清水V打でリーグ最多タイ5度目のサヨナラ勝ち 首位・西武に勝ち越し

[ 2022年8月11日 17:01 ]

パ・リーグ   日本ハム3―2西武 ( 2022年8月11日    札幌D )

<日・西>10回、サヨナラ打を放ちナインから祝福される清水(右から2人目)(撮影・高橋茂夫)
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 最下位・日本ハムは11日、首位・西武に3―2で今季5度目のサヨナラ勝ち。2試合連続の延長戦となり迎えた10回、2死一、二塁のチャンスで清水優心捕手(26)がサヨナラ打となる左前適時打を放った。チームは引き分けを挟んで3連勝。西武との3連戦を2勝1分けと勝ち越した。5度目のサヨナラ勝ちはロッテと並びリーグ最多タイとなった。

 プロ初先発の鈴木は初回、1死から源田に二塁打を打たれると、続く森にも右線を破る適時二塁打を浴び1点を先制された。それでも2回以降は6回まで追加点を与えず。2、3、4回と3イニング連続で得点圏に走者を背負うも、粘りの投球でピンチを切り抜けた。

 すると打線が5回に反撃。1死三塁から今川に左翼への9号2ランが飛び出し、2―1と逆転に成功した。

 7回も続投となった鈴木だったがオグレディ、栗山に連打を浴び1死一、三塁としたところで降板。2番手の望月は外崎に左前適時打を浴び、同点とされてしまった。その後は3番手のメネズが後続を打ち取り勝ち越し点は与えず。鈴木健は先発でのプロ初白星こそ逃したが、6回1/3を打者27人に対し105球、被安打8、奪三振5、与四球1の2失点という好投を見せた。

 試合は2―2のまま2試合連続の延長戦に突入すると10回、野村が二塁打で出塁。1死二塁のチャンスを作ると片岡が空振り三振。今川は申告敬遠となり、続く清水が左前適時打を放ちサヨナラ勝ちを決めた。なお、10回から登板した6番手の井口が今季初白星を手にした。

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