巨人「第91代4番」中田がV打!得点圏8割男・山崎伊がプロ初二塁打2打点で4勝目 借金完済あと2

[ 2022年8月11日 17:22 ]

セ・リーグ   巨人6―1中日 ( 2022年8月11日    バンテリンD )

<中・巨>6回、吉川尚の適時二塁打で生還した山崎伊(左から2人目)を迎える巨人ナイン」(撮影・椎名 航)
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 巨人が中日に連勝し、借金完済まで「あと2」とした。2年目右腕、山崎伊織投手(23)が投げては6回4安打1失点、打っても6回に左翼への2点適時二塁打を放ちプロ4勝目を挙げた。

 プロ初の連勝を決めた山崎伊は試合後、「野手の皆さんのおかげです。キャンプから低めの制球力を意識してやってきて、低めに集められた。6回のピンチは気合で投げました。次も試合をつくる投球をして勝利に貢献したいと思います」と3連勝に向けて初登板となるバンテリンDの巨人ファンに誓った。

 原辰徳監督(64)も2戦連続の好投を見せた23歳右腕に対して「そうですね。若い力というのは、うちの宝ですから。何とかいい方向にいってもらえればね」と今後のさらなる飛躍に期待していた。

 前回4日の阪神戦(東京D)で自己最長となる8回を投げ5月18日以来の3勝目を挙げた山崎伊。この日も5回まで中日打線をゼロに抑える快投を見せた。6回には1死満塁のピンチを背負うも1失点でしのぎ4勝目の権利を持って中継ぎ陣に後を託した。

 打線は初回にこの日巨人移籍発、「第91代」4番に座った中田が原監督の期待に応える先制打。4回に大城の中前タイムリーで加点。6回には先発の山崎伊が2死一、二塁の場面でプロ初となる二塁打を放ち2点を追加。得点圏打率を驚異の.800と伸ばした。吉川にもタイムリーが飛び出し5点目。9回にも押し出しで1点を加点した。

 好投の山崎伊からバトンを受けた2番手・高梨が7回、3番手・平内が8回をそれぞれ3者凡退に抑え、5点差となった9回はクロールがきっちり締めた。この勝利で8月は9戦を戦い6勝3敗とした。

 ▼山崎伊 6回はランナーをためてしまったけれど何とか最少失点で抑えられて良かったです。今日は野手の皆さんに助けてもらいながら6回までいくことができました。野手の皆さんに感謝です。

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