代役の阪神・陽川 唯一マルチ安打で“左キラー”ぶり見せた 11日も左腕・石田が相手で期待大

[ 2022年8月11日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神0-3DeNA ( 2022年8月10日    横浜 )

<D・神>8回1死、陽川は右中間二塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 浜口に対して凡打を重ねる打線にあって、阪神・陽川のタイミングが一番合っていた。唯一のマルチ安打で代役組としての起用に2夜連続で応えた。

 「結果を残すことだけを考えてやっている。結果が出ていることはいいことかな」

 5回2死でチェンジアップを捉えて、チーム初安打を左前へ。8回1死では直球を右中間へはじき返す二塁打で好機をつくった。いずれも後続が倒れ得点には結びつかなかったものの、前夜の今永からの適時打に続き“左キラー”ぶりを発揮。今季は左腕に対して打率・444(18打数8安打)へ押し上げた。

 「打席の中では自分のスイングをするだけというのを考えながらやっている。右左(投手)関係なく、チャンスが回ってくれば結果を出すだけ」。11日も三たび左腕の石田と激突。背番号55の出番だ。  (石崎 祥平)

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2022年8月11日のニュース