【甲子園】富島の148キロ右腕・日高はプロ志望届け提出へ「かかるかは分からないけど出すつもり」

[ 2022年8月11日 18:50 ]

第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   富島0-5下関国際 ( 2022年8月11日    甲子園 )

<富島・下関国際>試合に敗れ、神妙な表情の富島・日高(右から3人目)(撮影・後藤 大輝)
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 3年ぶり2回目出場の富島(宮崎)は、4年ぶり3回目出場の下関国際(山口)と対戦。プロ注目の最速148キロ右腕・日高暖己(あつみ・3年)は9回162球を投げ抜いたものの、無念の5失点。0-5で敗れ、初戦で姿を消した。 1球速報

 立ち上がりを下関国際打線に捕らえられた。2死満塁から6番・赤瀬に三塁内野安打を打たれ、先制点を奪われる。その後はリズムを取り戻したが、中盤以降は疲れもあったのか、再び捕まった。6回に2点、8回と9回にも1点ずつを許し、チームを勝利に導けなかった。日高は「調子はそこまで悪くなかった」としつつ、「6回は大事な回なので3人で終わりたかったが、そこで塁に出して、流れが変わったのかな、と思う」と悔やんだ。

 大型右腕はオリックスの山本由伸が目標だ。「山本選手が投げたら、チームが勝てている。その部分を見習い、フォームではテークバックの部分を参考にしています」。この日は勝利にこそ導けなかったが、140キロ台後半のストレートを軸に多彩な変化球を駆使して9奪三振。大器の片りんは見せた。今後について、「きょう、多く課題が見つかったんで、(ドラフトに)かかるかは分からないけど、(プロ志望届けは)出すつもりでいます」と明言。次のステージでの活躍を期待したい。

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