【甲子園】2打席連発の高松商・浅野、巨人・水野スカウト部長が称賛「プロでどこまでやるのか見てみたい」

[ 2022年8月11日 14:13 ]

<佐久長聖・高松商>5回、ソロを放った高松商・浅野(撮影・藤山 由理)
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 3大会連続22回目出場の高松商(香川)が、4年ぶり9回目出場の佐久長聖(長野)を14-4で下し、昨年に続く初戦突破を決めた。

 高校通算64本塁打を記録していた今秋ドラフト上位候補の高松商・浅野翔吾外野手(3年)が2打席連続でホームラン。浅野の本塁打数は試合前の時点でPL学園・清原和博の高校通算と並んでいたが、初戦であっさりレジェンド超えを果たした。

 この破格のパワーに、試合を見届けたスカウト陣も唸った。ロッテの榎康弘スカウト部長は「なかなかあの方向(右中間)にホームランを出せる高校生はいないので、素晴らしい」と絶賛。「体は小さいがパワーがあるし、ファウルフライがあんなに高く上がるのはなかなかいない」と振り返って、凡退した打席にも素質の一端を感じ取る。

 また、巨人の水野雄仁スカウト部長は「ずば抜けてたので高校に入ってからずっと注目していた。期待通りの打撃をしてくれた。体つきも非常にいい。今後プロに入ってどこまでやるのか見てみたい選手」とキッパリ。中日の松永幸男スカウト部長は「能力があるのは分かっていたが、甲子園という舞台で力を発揮できるのは素晴らしい。うちの平田(良介)のようなタイプだが、スピードや肩の強さなどの身体能力は上ではないか」と惚れ込んだ様子だった。

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2022年8月11日のニュース