村上が史上最年少40号も…ヤクルト止まらん今季最悪タイ6連敗で2位DeNAと7差 12日から直接対決

[ 2022年8月11日 21:05 ]

セ・リーグ   ヤクルト3ー6広島 ( 2022年8月11日    マツダ )

<広・ヤ>8回、ソロを放った村上はナインの出迎えを受ける(撮影・岡田 丈靖)             
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 ヤクルトが今季ワーストタイとなる6連敗を喫した。村上宗隆内野手(22)が8回の第4打席に出場6試合ぶりの本塁打を放ち、自身初となる40号に到達。63年王貞治(巨人)、85年秋山幸二(西武)の23歳を抜き、史上最年少での40号到達となるも、試合は3-6で広島に今季初となるカード3連敗。この日、阪神に3連勝した2位DeNAとのゲーム差は7となった。連敗ストップへ、DeNAと12日から神宮で直接対決3連戦に臨む。

 ヤクルトの先発は今季、3戦2勝と広島を得意とするサイスニード。3回まで走者を1人も許さなかったが4回に急変する。先頭・野間の二塁打で初安打を浴びると、1死一、三塁で西川に痛恨の3ランで先制を許す。

 打線は初回から毎回出塁するものの、4回まであと1本が出ず。3点先行された5回2死三塁、広島・会沢のパスボールでようやく1点を返して反撃開始。6回は山田、村上が倒れるも、2死走者なしからサンタナが左翼席上段にソロを放ち、1点差に迫った。

 しかし、サイスニードが粘り切れず。その裏の2死一、二塁で小園に中前適時打を許す。さらに中継プレーで三塁を狙った一走・坂倉を挟み込むも、長岡が痛恨の捕球ミス。ピンチを拡大すると続く会沢に三塁線を破られ2点適時二塁打に。高津監督はここで助っ人右腕を諦めた。

 7回はこの試合初の3者凡退。8回、村上が右越えに意地の一発を放つも、この1点止まり。両リーグ最速の60勝を前に、またも足踏みが続いてしまった。

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