巨人・原監督 攻めの采配で星野さん超え通算1182勝 歴代単独10位浮上

[ 2022年5月26日 05:30 ]

交流戦   巨人5―3オリックス ( 2022年5月25日    東京D )

<巨・オ>試合に勝利し、観客の拍手に帽子をとって応える原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人・原監督が攻めの采配で通算1182勝目を挙げた。24日に並んだ星野仙一氏を抜き、歴代単独10位に浮上し「最後、勝った形で大勢に渡せたというのは良かったと思いますね」と相好を崩した。

 3―3の8回に仕掛けた。先頭で遊撃内野安打を放った丸が二盗を決め、さらに無死一、三塁から一塁走者のウォーカーも二盗を決め、好機を拡大。岡本和の決勝打につなげた。原監督は、いずれも初球に決めた盗塁を振り返り「うまい具合にいいスタートを早いカウントで切ったというのは非常に大きかった」と目尻を下げた。

 12球団最多となる16度目の逆転勝ち。監督通算16年目のシーズン。終盤の勝機を逃さない指揮官の戦術眼が光っている。(花里 雄太)

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2022年5月26日のニュース