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巨人・岡本和 松井に並んだ4番通算138号、8回には決勝2点打で全5打点 それでも「まだまだ」

[ 2022年5月26日 05:30 ]

交流戦   巨人5―3オリックス ( 2022年5月25日    東京D )

<巨・オ>タオルを掲げてポーズを決める岡本和(撮影・白鳥 佳樹)
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 ゴジラに並んだ。巨人・岡本和真内野手(25)が25日、オリックス戦の2点を追う初回、2戦連発となる14号3ラン。4番での通算138本塁打は松井秀喜と並ぶ球団歴代6位、自身の通算150本塁打にも王手をかけた。同点の8回には勝ち越しの2点適時打で全5打点。巨人の第89代4番が調子を上げ、プロ8年目で偉大なレジェンドに並んだ。

 若大将がゴジラに並んだ。2点を先制された初回に、試合をひっくり返す左越え14号3ラン。4番として放ったアーチは通算138本目となり、松井秀喜と並ぶ球団歴代6位となった。

 「記録としては並んでますけど、選手の質としてはまだまだ。そういうところも少しでも追いつけるようにやっていきたい」

 日米通算507本塁打のレジェンドとは共通点だらけだ。ドラフト1位で巨人入団。1年目のキャンプでは初実戦の初打席で初安打を放ち、おまけに落球するところまで一緒だった。4年目、22歳4カ月での日米野球初アーチも同じ。くしくも飛距離まで同じ130メートルの特大弾だった。昨オフの契約更改では、同じ高卒8年目に年俸3億円に到達した。

 松井氏の巨人最終年の02年はまだ幼稚園の年長だった。「ヤンキースの松井さんのイメージが強い。(観戦は)甲子園がほとんどでしたし」とプロ入り前は阪神ファンだったことまで一致する。

 18年の春季キャンプで臨時コーチを務めた松井氏から「軸足に体重を残す」打法を伝授され「下半身が大事と。そういうのを続けていきたい」と今でも意識している。技術的な部分だけでなく考え方も学んだ。「やっぱり何かを変える時や何かを意識するときは、自分が思っている以上に意識しないと変わらないということ。本当に強く思った」。レジェンドから吸収し「第89代4番」に成長した真骨頂は、同点の8回だった。

 1死二、三塁から「つないでくれましたし、絶対に打ってやろうと思って打席に入った」と決勝の中前2点打。チームの全5打点を挙げ、両リーグ最速の30勝に導いた。ヤクルト・村上に並ぶ14号で、8打点差だった打点も3差まで一気に迫った。原監督も「もう見事。良い役割をしてくれた」と目を細めた。

 王手をかけた通算150号に岡本和は「あんまり意識させないで」と笑った。「交流戦は凄い大事。しっかり勝ち越せるようにやっていきたい」とあくまで勝利が最優先だ。(小野寺 大)

 《通算150号王手》岡本和(巨)が村上(ヤ)に並ぶセトップの14号逆転3ラン。通算本塁打数は149本となり150号に王手をかけた。また、4番では138本目。巨人の先発4番最多本塁打数は王貞治の392本だが、松井秀喜に並ぶ6位タイに浮上した。なお、この日は逆転弾に勝ち越し安打の活躍で肩書つきの殊勲安打は今季12本となり、うち7本が本塁打。殊勲安打は村上(ヤ)、坂倉(広)の各10本を抜くセ単独トップで、殊勲本塁打は、丸(巨)、村上に並ぶセ最多タイと勝負強い打撃を見せている。

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