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楽天・浅村 聖地でお目覚め弾、不振脱出見えた 3回には同点打「きっかけにしたい」

[ 2022年5月26日 05:30 ]

交流戦   楽天6─1阪神 ( 2022年5月25日    甲子園 )

<神・楽>5回1死一塁、浅村は左越え2ランを放つ(投手・西純)(撮影・大森 寛明)
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 聖地に立つと、あの夏を思い出す。同時に不思議と力がみなぎってくる。「甲子園の申し子」だった楽天・浅村が思い出のグラウンドで目を覚ました。

 まずは1点を先制された直後の3回だ。2死一、二塁で外角低めのフォークを中前に同点適時打。試合を振り出しに戻し、チームを勇気づけた。2―1で迎えた5回には待望の一発となる7号2ラン。1死一塁で甘く入った145キロをフルスイングし「ちょっと詰まり気味だったけど、良い風が吹いていた」。“名物”の浜風も味方して、打球は左中間席に吸い込まれた。

 「違う球場より甲子園に来た方が気持ち的にも違う。(思い出すのは)やっぱり優勝した瞬間ですね」

 08年夏。大阪桐蔭の1番打者として打率・552、2本塁打と大活躍し、全国制覇の立役者になった。自らのバットで勝利に貢献したいという当時の思いを貫き、球界を代表する強打者になった。

 そんな男が苦しんでいた。7日時点では打率・321、6本塁打、27打点と好調だったが、翌8日から12試合連続で打点を挙げられず。24日までの4連敗中はチームの得点がわずか1で「自分の調子でチーム(の成績)が左右される、とずっと思っている。もどかしい気持ち」。ただ、思い出の甲子園で16試合ぶりの本塁打と複数打点をマークし「いいきっかけにしたい」と力を込めた。

 チームの連敗は4で止まり、8試合ぶりの2桁安打も記録した。「チームとして点を取れて仕切り直しができた」と石井監督。この勝利を、「犬鷲打線」が再び上昇気流に乗る呼び水にする。(重光 晋太郎)

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