オリ・山崎福“7度目の正直”で今季初勝利 得意の打撃は巨人・菅野に封じられ「速すぎてビックリ」

[ 2022年5月26日 22:44 ]

交流戦   オリックス3-2巨人 ( 2022年5月26日    東京D )

<巨・オ>ファンの歓声に応える山崎福(撮影・尾崎 有希)
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 オリックスが連敗を2で止め、交流戦今季初勝利。先発・山崎福は7回1失点で今季初勝利。140キロ台中盤の直球に90キロ台のカーブで緩急を駆使。2―0の4回、先頭の丸にソロ本塁打を浴びたが、冷静に後続を断った。7度目の先発登板で今季1勝をつかみ、「だいぶ、ホッとしています。うれしいです」と笑顔を見せた。

 得意の打撃は惜しくも、3打数無安打。試合前には「去年よりパワーアップしていると思うので(本塁打を)狙います」と話していたが2回2死二塁の第1打席は一ゴロ、4回2死一塁では二ゴロなど菅野に封じられ、「速すぎてビックリしました。打てる気がしませんでした。初めて見る球だったので」と目を丸くした。

 日大三3年時に、春の選抜大会で大会タイ記録となる1大会13安打を放った「記録ホルダー」。順当なら次週6月2日のDeNA戦(横浜)での先発が見込まれ、打席に立つチャンスが巡ってくる。「(試合前の取材で本塁打を狙うと)意気込んで言ってしまったので今回は控えめに。チームに貢献できる打撃をしたいです」と謙虚に?意気込み、報道陣の笑いを誘っていた。

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2022年5月26日のニュース