巨人・菅野 6回91球3失点で降板…両リーグ最多6勝目ならず 犠飛、内野ゴロ、犠飛で3点失う

[ 2022年5月26日 19:49 ]

交流戦   巨人2―3オリックス ( 2022年5月26日    東京D )

<巨・オ>先発する菅野 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は26日、東京ドームでのオリックス戦に菅野智之投手(32)が先発。6回91球を投げ7安打3失点で降板した。打線は6回まで丸の9号ソロの1点だけ。両リーグ最多となる6勝目はお預けとなった。

 菅野は初回先頭の福田周平を二ゴロに打ち取ったかのように見えた打球は吉川のグラブをはじく内野安打に。続く宗にもランエンドヒットで二塁内野安打とされ、いきなり無死一、二塁のピンチを背負った。3番・大城に投犠打を決められ1死二、三塁で迎えた4番・中川に11球粘られた後に左犠飛を打たれ先制点を許した。5番マッカーシーを打ち取り最少失点でしのいだが30球を投げた菅野は渋い表情で汗を拭った。

 2回を無失点で抑えて迎えた3回。先頭・福田に死球で出塁を許し、その後盗塁を決められる。2番・宗には四球で初回と同じく無死一、二塁に。初回に犠打を決められた大城が左太腿の張りで早々に交代し代わった宜保がきっちり犠打を決め、先制犠飛を打たれた中川に今度はバットを折りながらの二ゴロの間に2点目を奪われた。打線は3回まで相手先発の山崎福にパーフェクトに抑えられた。

 4回に丸がチーム初安打となる9号ソロを放ち1点差で迎えた5回には先頭・福田周平に左前二塁打を打たれ、続く宗の邪飛でタッチアップされ1死三塁。3番・宜保に左犠飛を打たれ3点目を失った。結局、菅野は6回を投げ91球7安打3失点。6回先頭の打順で代打・増田陸が送られ交代となった。

 ▼菅野 (6回3失点で今季4敗目)コンディションを整えて次の登板に向けて頑張ります。


 菅野は右肘違和感から復帰2戦目となった19日の広島戦(東京D)で今季最長の8回1/3を5安打1失点でリーグトップタイの5勝目(3敗)を挙げた。志願して上がった完投目前の9回1死から連打を浴び、守護神・大勢に交代し昨年4月23日の広島戦(東京D)以来391日ぶりとなる完投勝利を逃していた。試合後には、「情けない気持ちで、大勢頑張れと。そういう気持ちで見ていた。何てお礼をしていいか分からないですけど、いつか恩返しできるように頑張ります」と話していた。

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