オリックス戦力外の荒西が3者連続三振 「全力でアピール」に成功 12球団合同トライアウト

[ 2021年12月8日 11:41 ]

<プロ野球12球団合同トライアウト>力投する元オリックス・荒西(撮影・小海途 良幹)
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 オリックスから戦力外通告を受けた荒西祐大投手(29)が8日、12球団合同トライアウトに参加。打者3人に対し、3者連続三振とアピールした。

 右のサイドハンドから140キロ台中盤の直球を軸に、左打者にはシンカーで空振りを奪った。前阪神の藤谷洸介、前日本ハムの今井順之介、前阪神の荒木郁也をすべて空振り三振に仕留めた。

 荒西は「2ストライクに早めに追い込めたのが良かったと思います。マウンドに立ったら気温とか関係ない。全力でアピールするだけでした」と話した。

 荒西は18年ドラフト3位でオリックスに入団。Honda熊本から遅咲き入団となったが、20年には29試合に登板した。今季は1軍登板はなかったが、通算42試合に登板、1勝4敗、防御率5・31。「どの球団でも声がかかれば行く」とはやる気持ちを抑えるように話していた。

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