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広島・坂倉「捕手として勝ちたい」 一塁挑戦で打者としてブレークも、来季は本職にこだわる

[ 2021年12月8日 05:30 ]

大幅昇給を勝ち取り記念撮影する坂倉
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 広島・坂倉将吾捕手(23)は7日、広島市内の球団事務所で交渉に臨み、3200万円増の来季年俸5000万円で契約を更改した。今季の年俸1800万円から約2・8倍となる大幅昇給。来季に向けては、改めて捕手へのこだわりを明かし、1試合でも多く捕手として貢献する決意を示した。 

 リーグ2位の打率・315など、大幅昇給が確実視される成績を残していた。それでも坂倉は提示された金額に驚いたと言う。「ここまで(試合に)出たことがなかったので、どのくらい上がるのかが分からなかった。ビックリしました」。昨季から3200万円増の推定年俸5000万円に、目を丸くしてサインした。

 本職の捕手だけでなく、4月上旬から一塁にも挑戦して自己最多となる132試合に出場した。6月下旬からは5番に固定されて4番・鈴木誠との中軸を形成し、「誠也さんの後を打てたことは野球人生の中ですごく大きなこと」と振り返る。初めて規定打席にも到達。自己最多12本塁打を放つなど大きく飛躍した一年になった。

 そして今秋から三塁にも挑戦し始めた。これは、新外国人・マクブルームと一塁で重ならないようにするための新構想。先発として起用し続けたい首脳陣からの期待の表れと言える。それでも会見では、本職へのこだわりを隠さなかった。

 「もちろんチーム事情があるので(どの守備位置でも)しっかりとやります。ただ僕の中では、やっぱり捕手で出たい。今季は捕手としてチームで一番多く先発したけど負け越した。悔しいし、しっかりと鍛え直したい」

 今季の捕手での先発数は「54」。故障で一時離脱した正捕手の会沢の「47」を上回った。しかし坂倉の先発マスク時は24勝27敗3分けと、貯金をつくることはできなかった。

 「捕手として勝ちたいんです。1試合通してマスクをかぶり、勝ってあそこ(マウンド)に集まるのは何にも代えられない。だから(捕手に)こだわりたい」

 打者としてはブレークした。来季に捕手としての成長も見せられれば、チームの白星は間違いなく増える。「同リーグのヤクルトさんが優勝、日本一になった。そこになんとか食らいついて、今度は僕らが(優勝)できるようにチーム一丸となって必死にやっていきたい」。来季こそ本気で正捕手・会沢の壁を越えようとしている。(河合 洋介)

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