阪神・藤浪 1100万円滅の4900万円 6年連続ダウン更改 10年目来季へ、先発のこだわり

[ 2021年12月8日 15:00 ]

契約更改後、会見した阪神・藤浪(代表撮影)
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 阪神・藤浪晋太郎投手(27)が8日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、1100万円ダウンの4900万円でサインした。藤浪はこれで16年の1億7000万円から6年連続ダウン更改となった(金額は全て推定)。

 「まあ当然だなと思いますし、納得いくという言葉は語弊がありますが、そうかなと。(球団からは)来年しっかり頑張ってやってもらないと困る選手だという話、期待しているという話をしていただいた」

 自身初の開幕投手を務めた今季は21試合に登板して3勝3敗4ホールド、防御率5・21。「先発中継ぎ両方やらせてもらいまして、結局どっちでも手付かずと言いますか、はっきりした数字を残せなかったシーズンだったので。いいシーズンとは言い難かった」。会見では来季に向けて、先発ローテーション入りへの強い覚悟を示した。

 「自分の気持ちとしてはやっぱり先発をやりたいですし、チーム事情で先発にたくさん駒がいるので厳しいのはよく分かっているんですけども、完全な自分のエゴで先発やりたいというのもありますし、そのエゴを通せないようなら結局中継ぎでも中途半端になるんじゃないかなと。そのエゴを通せない実力なら中継ぎでも大した成績を残せないと思ってるので。自分のエゴで先発でやりますと、それを1年間通せるくらいの力をつけれるように頑張りたい」

 来季はプロ入り節目の10年目を迎える。「自分もアラサーなんで。もちろんうかうかしてる訳ではないですけど、もういい歳なので。しっかり頑張って覚悟を持って臨みたい。やはり藤浪見たいなと、藤浪今日先発で甲子園で見に行きたいなと思ってもらえるように、投球できる1年間にしたいなと思います」と右腕は力を込めた。

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2021年12月8日のニュース