大谷翔平 7戦連続ノーアーチも…2試合ぶりマルチで復調の兆し あす偉業達成へ先発登板

[ 2021年9月19日 13:15 ]

ア・リーグ   エンゼルス1ー3アスレチックス ( 2021年9月18日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>7回無死、大谷は左前打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は18日(日本時間19日)、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場。4打数2安打で2試合ぶりのマルチ安打をマークしたが、アスレチックスに1-3で敗れた。

 初回の第1打席は外角へのチェンジアップに泳ぎながらも右翼へ飛ばした。フェンス手前で失速して右飛だったが、あと一歩で本塁打の惜しい当たりだった。4回の第2打席は空振り三振。7回の第3打席はバットを折りながら左前打、8回の第4打席は中前打を放った。

 本塁打王争いは18日終了時点でトップがブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(22)で46本。2位がロイヤルズのサルバドール・ペレス捕手(31)で45本、3位に大谷が44本でつけている。

 この日は3人ともノーアーチ。ゲレロは本拠地トロントでのツインズ戦に「3番・一塁」で出場して2打数1安打2四球。ペレスは本拠地カンザスシティでのマリナーズ戦に「3番・捕手」で出場。菊池雄星に2三振を喫したほか4三振も、8回に中前適時打を放って5打数1安打1打点だった。

 大谷はあす19日(日本時間20日午前5時7分開始)のアスレチックス戦で先発する。15日のキャッチボール中に右腕の痛みを訴えて同日の先発登板を回避していたが、回復した。

 ここまで21試合に投げ9勝2敗、防御率3・36。ベーブ・ルースが記録した1918年以来、103年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業に挑む。

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