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エース離脱の筑波大が初白星、川村監督「この1勝大きい」―ドラ1候補・佐藤隼輔は全治1カ月

[ 2021年9月19日 18:20 ]

首都大学リーグ   筑波大5―3日体大 ( 2021年9月19日    等々力球場 )

23人の選手を起用する采配を見せた筑波大・川村監督(右)=撮影・柳内 遼平
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 筑波大が5―3で日体大を下し、今季初勝利を挙げた。1―3で迎えた9回に4番・清水大海(3年)の3点適時二塁打などで4点を奪って逆転し、接戦を制した。

 川村卓監督は「何とか勝てて良かったです。(日体大先発の)矢沢君から1点を取ったことが大きかった。やられっぱなしだったので、対策もかなりやってきた。ようやく実りました」と目を細めた。

 日体大の先発で、最速150キロ左腕の矢沢宏太投手(3年)に対して、狙い球を直球かスライダーに絞った。矢沢が投じる低めの際どいボールを見切り、5四球を選んだ。7回1失点ながら、105球を投げさせて降板に追い込んだ。

 今秋のドラフト1位候補に挙がる最速151キロ左腕・佐藤隼輔投手(4年)は、開幕戦で右腹部の肉離れを起こして戦線離脱。川村監督は「今は安静にして、動かせるところをトレーニングしている状態。約1カ月くらいはかかると思います」と現状を語った。
 大黒柱不在の状況にも、総力戦で勝利をたぐり寄せた。指揮官は「レギュラーと差があるわけではないので、適材適所という感じでいきました」と積極的に代打、代走、救援投手のカードを切り、計23人の選手を起用した。

 「(今後の戦いも)苦しいと思う。オープン戦ができなかったので、リーグ戦を通じて試合に慣れていく。試合をやりながら改善していくしかない。前半戦はかなり苦しくなると思ってやってましたので、この1勝は大きい」。開幕早々に空いた大きな穴を全員でカバーする。(柳内 遼平)

 ◇川村 卓(かわむら・たかし)1970年(昭45)5月13日生まれ、北海道出身の51歳。札幌開成では主将で3年夏に甲子園出場。筑波大でも主将を務めた。卒業後は浜頓別高で監督を務め、00年から母校・筑波大野球部の監督に就任。大学では体育会系の准教授でコーチング学や野球方法論を専門分野とする。

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