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今季初完投のDeNA今永 トイレットペーパー三角折りの気持ち?でマウンドに感謝

[ 2021年9月19日 21:25 ]

セ・リーグ   DeNA9ー1中日 ( 2021年9月19日    横浜 )

<D・中19>完投勝利し三浦監督(左)にねぎらわれる今永(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの今永昇太投手は今季初完投を遂げると、マウンドを足で丁寧にならした。「記者さんはよく見ていますね。小学校のころからの教えで…。トイレットペーパーを使用したら三角折りにするのと同じです」。

 4安打1失点で中日打線を手玉に取った左腕の試合後最初の作業は「マウンドへの感謝」だった。

 昨年10月に左肩をクリーニング手術。復帰は今年5月23日のヤクルト戦。5回途中6失点で黒星を喫し降板した。それから119日。完封した19年8月18日の広島戦以来の完投勝利で試合を牛耳り、エースの風格をDeNAファンに示した。

 だが三浦大輔監督は言った。「完全復活?やっぱり1年間ローテーションを守ったら完全復活だと思う」。それでもその声は明るい。実際に指揮官は、初回の第1球、京田陽太内野手への148キロの直球ストライクを見て思ったという。「今日はいいぞ」。結果は2年ぶりの完投につながった。

 通算172勝の監督の「理想のエース像」のハードルは高い。今永も「まだ5勝しかしていない。これからローテーションを同級生の大貫と引っ張っていかないと」と気を引き締めた。

 それでもこの1勝には力強さがあった。「トイレットペーパーを三角折りにするのと同じ」態度に、左腕の余裕も感じた。118球の完投劇は、今永が上昇気流に乗ったことを示すに十分の結果だった。(大木 穂高)

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