槙原寛己氏 巨人が菅野で勝った意味 26日の対戦にもつながる“まき餌”

[ 2021年9月19日 22:27 ]

セ・リーグ   巨人8ー1阪神 ( 2021年9月19日    甲子園 )

<神・巨(19)> 力投する巨人の先発・菅野 (撮影・後藤 大輝)
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 巨人の菅野智之投手(31)が19日、阪神を7回5安打1失点に抑え、今季5勝目を挙げた。スポニチ本紙評論家の槙原寛己氏(58)は、巨人が逆転優勝を目指す上でチームにとっても菅野にとっても意味のある1勝だったと力説した。

 阪神戦を菅野で勝てたことは本当に大きい。きょう落としたら、巨人の逆転優勝は厳しくなると思っていたけど、菅野が応えた。

 初回は本来の姿ではなかった。左打者への内角直球がシュート回転して打たれたけど、本来はそんな投手じゃない。でも2回に味方が逆転した以降は、余裕が出て普段使わないフォークをうまく使って料理していた。

 恐らくチームは菅野が後半戦に復帰した時から、きょうと来週(26日・東京ドーム)の阪神戦先発を考えていたんじゃないかな。つまり後半の直接対決はエースにやってもらわちゃくちゃ困るとね。その中で結果を出したことは意味がある。

 確かにすこぶる調子のいい内容ではないけど6、7回は本来の上から見下す投球が出来ていた。悪い時は力んでいたけど、力を抑えつつ最後にビュッと投げ込む。7回は大山やサンズにインハイへドンと見せ球を投げ込むなど今までにできない攻め方をしたけど、来週を見据えて「まき餌」にもなったんじゃないかな。

 今後6試合残る直接対決を巨人は悪くても4勝2敗でいきたい。そういう意味で甲子園の1戦は有意義なゲームだったと思う。 

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