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阪神・高橋 力入らず指2本で投げていたストレスをゲームに課金 人知れない昨秋の苦闘

[ 2021年9月19日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1ー0中日 ( 2021年9月18日    甲子園 )

<神・中(17)>お立ち台で笑顔を見せる糸原(左)と高橋(撮影・北條 貴史)
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 <記者フリートーク 阪神担当・遠藤礼>

 今年1月、故郷・静岡で高橋は人知れない“苦闘”を明かした。「最後の方は、指2本で投げてました。それしか投げられなかった…」。昨年9月22日のDeNA戦(甲子園)の5回、オースティンに左翼へ特大の一発を浴びた瞬間だった。

 「オースティンに打たれた後、手に力が入らなくなって…」。肩肘の不調から来たと見られる異常でも、調整遅れで開幕から出遅れた 身で離脱はできなかった。10月5日の巨人戦では14奪三振でプロ初完投。直球は130キロ台で、記者も「脱力投法」と書いたが、実情は全く違った。

 翌週の中日戦では4回3失点で降板。自室でストレスをスマホゲームの課金にぶつける左腕がいた。「めちゃくちゃ課金して…何やってんだ俺って…」

 今季も2月に右脇腹を痛め出遅れ。昨秋から、思うように腕を振れない日々を過ごした。だから329日ぶりの白星を再出発へのきっかけにしてほしい。背番号29の笑顔と“全力投球”をもっと見たくなる1日だった。

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