選手権出場の米子東が秋季県大会の初戦突破 境との延長13回タイブレークを制する

[ 2021年9月19日 19:12 ]

秋季高校野球鳥取大会1回戦   米子東11ー10境(延長13回タイブレーク) ( 2021年9月19日    倉吉市営球場 )

<米子東・境>4回から救援し、好投した米子東・藪本鉄平(米子東高等学校勝陵野球クラブ提供)
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 夏春連続の甲子園出場を狙う米子東が境との激闘を延長13回のサヨナラで制し、初戦を突破した。

 「未熟ではありますが、我慢強く粘り強く試合をするということを、このチームも継承できているな、と。ミスが出ても前向きにできて、崩れなかったと思います」

 紙本庸由監督は、延長12回に1点勝ち越されるなど何度も劣勢を跳ね返したナインを称えた。瀬川凜太郎主将ら、夏の甲子園でもプレーした2年生6人がスタメン入り。2点劣勢の2回には3番に入った左のスラッガー・太田舷暉がバックスクリーンへ逆転の3ランを放った。投げては日大山形戦で4回1失点と好投した藪本鉄平が4回途中から救援。5回から延長13回までの9イニングを1失点に封じ、勝利を呼び込んだ。

 「夏の甲子園でもそこそこの投球ができ、自信みたいなものが見えた。粘り強く投げてくれたと思います」

 指揮官は右腕の好投を勝因の一つに挙げた。20日に予定される2回戦の相手も強豪・米子松蔭。紙本監督は「全力で頑張ります」と力強く結んだ。 

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