東海大相模17人コロナ感染で出場辞退…甲子園春夏連覇消えた 門馬監督の最後の夏まさかの幕切れ

[ 2021年7月25日 05:30 ]

今春のセンバツで優勝した東海大相模
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 第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の地方大会は24日、27大会で86試合が行われた。今春のセンバツで優勝した東海大相模は出場登録メンバー17人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、神奈川大会への出場を辞退した。この日予定されていた藤沢翔陵との準々決勝は不戦敗となり、今夏限りで退任する門馬敬治監督(51)は思わぬ形でユニホームを脱ぐことになった。25日は25大会で65試合が行われる。

 思わぬ形で、史上8校目の甲子園春夏連覇の夢が破れた。出場登録メンバー20人中、17人が新型コロナウイルスに感染。無念の出場辞退となった門馬監督は「このたびは本校野球部で新型コロナウイルス感染による多数の陽性者を発生させてしまいましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 学校によると、21日にベンチ入りする寮生1人が発熱による体調不良を訴え、病院では「熱中症の疑い」と診断された。自宅に戻った後、PCR検査を受診。藤嶺藤沢との5回戦に勝った22日の夕方に感染が確認された。23日に寮生36人がPCR検査を受け、同日夜に21人の陽性が確認された。指導者1人を含む、計22人の集団感染を受け、この日予定されていた藤沢翔陵との準々決勝を辞退。昨年から感染対策を徹底してきても、恐れる事態は起きてしまった。

 センバツでは、今秋ドラフト候補に挙がるエース左腕の石田隼都(3年)を中心に10年ぶりの優勝を飾った。今夏の神奈川大会でも8強入りし、19年春から続く県内連勝記録を45に伸ばしていた。春夏合わせて4度の日本一に導き、今夏限りでの退任を表明していた門馬監督は見えない敵に「最後の夏」を突然奪われた形だ。

 悔やんでも悔やみきれない幕切れ。門馬監督は「管轄の相模原市保健所と連絡を取りながら、最優先で生徒への対応を行っております。健康状態を把握しながら状況を見守り、さらなる感染拡大を防ぐことに全力を注いでおります」と話した。コロナ感染による辞退が相次いでおり、日本高野連も八田英二会長名の文書で、都道府県高野連に感染防止対策の徹底を要請した。

 ▼履正社・岡田龍生監督 全国のどの学校にも同じ危機感がある。うちは寮生活ではないので管理や対策はこれまで通り、ご家庭任せにするしかありません。

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