帯広農・渋谷 好リードで支えたエース・佐藤が優勝の瞬間、マウンドにおらず「アレッ?と思った」

[ 2021年7月25日 17:16 ]

全国高校野球選手権北北海道大会 決勝   帯広農業19―2帯広大谷 ( 2021年7月25日    旭川スタルヒン球場 )

<帯広農・帯広大谷>優勝を決め喜ぶ(左から)帯広農・佐藤大、渋谷、西川(撮影・高橋茂夫)
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 39年ぶりの優勝を決めた帯広農の渋谷悠稀(3年)は「甲子園出場を決められて良かった」と満面の笑みを浮かべた。2年生エースの佐藤大海を巧みにリード。同じ十勝支部の帯広大谷打線を「甘い変化球をどんどん振ってくる」と分析し、内角球とフォークをうまく使い、2失点に抑えた。

 5番に座る打撃でも3回の右中間適時二塁打など3安打3打点と引っ張った。「優勝の瞬間は早くマウンドに集まりたかったのに、主役(投手の佐藤)がカバーに行っていたためマウンドにいなくて、アレッ?と思った」と攻守に貢献して充実感たっぷりの表情。「いつも通りにやってきたことを伸び伸びできればいい」と2度目の聖地に思いを馳せた。

 21世紀枠で出場するはずだった昨春のセンバツはコロナ禍で中止になり、昨夏の甲子園交流試合は背番号2でベンチ入りしたものの出場機会はなかった。「生きてきた中で一番悔しかった」と振り返る甲子園の思い出を今夏、最高の思い出で塗り替える。

 昨夏の甲子園交流試合に出場した当時の2年生4人の中で唯一無安打だった1番打者の西川健生(3年)にとっても、2度目の甲子園は特別な舞台になる。無安打の悔しさを糧に打撃技術を磨いてきた。「強豪校と当たると思うが、守りに入らず、先制点を取る帯農野球をやりたい」と力を込めた。

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