阪神・大山 球団34年ぶり2冠へ一歩前進 ライバル岡本と4打点差接近

[ 2020年10月19日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6-5ヤクルト ( 2020年10月18日    甲子園 )

<神・ヤ(20)> 1回1死二、三塁、大山は右前に逆転の2点適時打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神・大山悠輔内野手(25)が18日のヤクルト戦で初回に逆転決勝の2点右前打。リーグトップの26本塁打を伸ばす事はできなかったが、74打点とした打点部門で巨人・岡本まで4差に迫った。3割目前の打率は3打数1安打で・2971から・2974と微増。虎の4番打者の個人記録が熱い。

 リーグ最多の本塁打26を増やすことはできなかったが、打点部門ではトップの岡本に少し近づいた。0―1の初回1死二、三塁で、逆転の2点右前打。今季74打点で、4差とした。

 「ランナーを還すことだけを考えて打席に入っていたので、逆転ができて、自分の仕事ができたかなと思う。うまく打てたと思います」

 フルカウントからの内角低め145キロ真っすぐを腕をたたんで逆方向へ。試合の流れを呼び込む意味でも大きな一打だった。昨季の自己最多76打点を更新するのは、もう時間の問題だ。

 「打点はチームの勝敗に一番直結する数字だと思っているので。1点でも多くが自分の仕事だと思っているので、もっともっと増やしていけるように頑張ります」

 本塁打と打点の2冠獲得となれば球団では三冠王を獲得した86年のバース以来、34年ぶり。日本人の右打者に限れば60年藤本勝巳以来となるだけに周囲の期待も高まる。矢野監督からも「モチベーションにしてくれて、獲れるものは全部獲ってくれたらいいし、その勢いで、その気持ちで毎打席いってくれたらいいので。どん欲に狙っていってくれたらいいかな」と背中を押された。

 この日、ヤクルト・村上が5打点の荒稼ぎで順位こそ3位に後退したが、各球団の4番打者と争うタイトル争いはシーズン最終盤へ向けてシ烈だ。「村上君は村上君。僕はチームのことについてやりますし、今は目の前の試合」。ライバルの存在は視界には入れない。残り19試合、初のタイトル奪取は自分との闘いに勝つことだと認識している。(長谷川 凡記)

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