ソフトB 今季最多11点で20日にもM9点灯 周東4安打&初の3盗塁

[ 2020年10月19日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク11―4楽天 ( 2020年10月18日    ペイペイD )

5回、バント安打で出塁する周東(撮影・岡田 丈靖)
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 誰にも止められない。ソフトバンク・周東佑京内野手(24)が18日、楽天戦で今季2度目の4安打に加え、プロ入り初の3盗塁と大暴れ。今季最長に並ぶ8連勝の立役者となった。今季39盗塁とし、2位の日本ハム・西川遥輝外野手(28)に5差と独走態勢。チームは2位・ロッテとのゲーム差を5・5に離し、あす20日にも優勝マジック9が点灯する。

 2―4で迎えた5回先頭の打席。リードオフマンは周到な準備を生かし、流れを変えた。マウンドには2番手のジョンソン。前回10月1日の対戦時に特徴を見極めていた。

 「直球が強いが(投球時に)足を凄く上げる。打てると思わないが(走る)チャンスはある」と周東。三塁側へのセーフティーバントで出塁すると、次打者・中村晃への初球に二盗、3球目に三盗を決めた。さらに3番・柳田への初球が暴投になり生還。1人で1点をもぎ取った。

 初盗塁までに開幕から1カ月を要したが、「アウトになってもいいから思い切っていこうと考えてから変わった。それが結果につながっている」という。0―0の3回2死二塁では先制の中前適時打を放つと、先発・滝中の初球に二盗成功。自身初の1試合3盗塁は、偶然や勢いで生まれたものではない。9月以降の40試合で27個と量産している。

 5―4で迎えた8回1死二塁では、この日4安打目となる右翼線適時二塁打を放つと、三進後に宋家豪(ソンチャーホウ)の暴投で再び生還。この回大量7得点のダメ押しにつなげた。バットと足で攻撃陣をけん引し、チームは今季最多11得点。工藤監督には「“足が速いっていいな”と思って見ていました。足を使ってリズムを崩し得点もできる。うちの強み」と称えられた。

 チームが優勝に一歩一歩近づくとともに、周東の初タイトルも現実味を増してきた。日本ハム・西川に5差をつける39盗塁。「西川選手(の結果)は試合中でも気になる。ここまで来たら抜かれたくないし、チームの勝ちも考える。難しいけど思い切ってやってます」と勝利を第一に考えつつも、貪欲だ。

 塁に出てこそ、足で貢献できる。日曜日は4週連続猛打賞とし、この間は19打数13安打(打率・684)、6打点。今季全体でも日曜日の打率は43打数19安打(同・442)と打ちまくっている。「“明日(月曜日)休みだ”と思えば、最後のひと踏ん張りになる」。3年ぶりのリーグ制覇へ。残り16試合も走り続ける。 (井上 満夫) 

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