東海大野球部 大麻使用は5、6人…大学把握前から部内で噂

[ 2020年10月19日 05:30 ]

17日に硬式野球部の不祥事を謝罪した(左から)東海大硬式野球部・伊藤部長、山田学長、教学部・内山部長(撮影・島崎 忠彦)
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 東海大硬式野球部の部員が大麻の疑いがある薬物を使用したとして、同大学が無期限活動停止とした問題で使用を認めた部員が5、6人であることが18日、関係者への取材で分かった。また、大学が問題を把握する以前から部員間に寮内での薬物使用に関する噂があったことも判明した。

 大学は外部通報を受けて全部員128人に聞き取り調査を実施。使用の有無や寮内で薬物使用を見聞きしたことがないかを聞いたところ「噂はある」「そういうことを聞いたことがある」などの回答があったという。

 また、学生野球を統括する日本学生野球協会の審査室会議が処分適用の見直しを検討する可能性も出てきた。同協会は日本学生野球憲章などの規定違反があった場合に処分を審査するため審査室会議を設置。戦後から現在に至るまで、不祥事案件を審査の上で公表して処分を科してきた。

 現行制度下では指導者やチームへの処分は行われてきたが、選手個人に処分が下されたケースはなかった。しかし今回のような事態は初めて。関係者によると「選手個人にも処分を科した方が良いのではという意見が一部から上がっている」という。一方で、チームへの連帯責任を問うことが個人による不祥事の抑止力ともなっているだけに、慎重な議論を重ねていく。

 ≪首都大リーグ最終戦 各校から心配の声≫首都大学リーグは最終戦2試合を行い、東海大の活動停止により不戦勝となった武蔵大が2位で関東地区大学野球選手権の出場を決めた。東海大の不祥事に関して、筑波大の川村卓監督は「コロナ禍で心の隙ができたのかもしれない」、桜美林大の右腕・松葉は「(東海大甲府時代の)後輩がいるので心配」などと話した。東海大が担当する予定だった受付などの球場当番は、日体大が行った。

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