岩隈引退 巨人では1軍登板果たせずも「有形無形の功績」 23日に会見

[ 2020年10月19日 14:42 ]

ジャイアンツ球場でマウンド手前から打者に投げ込む巨人・岩隈
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 巨人が19日、岩隈久志投手(39)が今季限りで現役を引退することを発表した。記者会見は23日に東京ドームで行われる。

 近鉄、楽天、マリナーズを経て、巨人には19年から在籍。1軍登板こそ果たせなかったが、「有形無形の功績」があったように思う。19年春季キャンプ中の2月19日。同キャンプ三度目のブルペン入りを終えた岩隈は、大江、桜井、鍬原らの投球練習をチェック。その場にいた田口を含め、「岩隈塾」を開講したのだ。

 「なかなか若手の選手を見る時間もなかった。一生懸命やっていたので、やらせてもらいました」と話している。

 15歳以上も年の離れた若手に自ら笑顔で近づくと、球の握りや腕の振り方を1球1球助言した。「全力で投げるだけでなく、体全体を使って投げるといい」。下半身主導で体重移動をする意識を伝え、「脱力投法」のコツを伝授したのである。

 鍬原には、当時取り組んでいたカットボールの握り方を丁寧に教えた。今季、中継ぎで飛躍を遂げた大江は「とにかく凄いピッチャー。凄いです。一緒にいられるだけで幸せ」と興奮を隠しきれなかった。

 日米通算21年間で170勝を挙げたベテラン右腕。若手にとって、岩隈と練習を共にした時間はかけがえのないものになったに違いない。

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