レイズ・筒香 出番なしも日本人1年目野手3人目のWS進出!アロザレーナ初回2ランでMVP

[ 2020年10月19日 02:30 ]

ア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦   レイズ4―2アストロズ ( 2020年10月17日    サンディエゴ )

初回、2ランを放ったレイズのアロザレーナ(AP)
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 ゲームセットの瞬間、レイズ・筒香はベンチの最前列から飛び出し歓喜の輪に加わった。8回に代打待機するも味方打者が併殺に倒れて出番は回ってこなかった。それでも大一番での勝利に笑顔。1年目の日本人野手では03年の松井秀喜、05年の井口資仁以来3人目のWS進出となった。

 流れを引き寄せたのは25歳のアロザレーナだ。初回1死一塁で先制2ラン。今シリーズ7試合で打率.321、4本塁打でMVPを獲得し「チームのために何でもしようと思っていた。本当にうれしい」と大きく胸を張る。これでポストシーズンでは新人史上最多となる7本塁打とした。

 レギュラーシーズンも含めて7回以降でリードしている試合では33勝0敗と鉄壁の救援陣を誇る。WSでも相性を重視した小刻みな継投で、球団初の世界一を目指す。(奥田秀樹通信員)

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