史上初の外国人兄弟の登板実現 スアレス兄弟そろって好投 試合はドロー

[ 2020年10月19日 21:20 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―1阪神 ( 2020年10月19日    甲子園 )

<神・ヤ>3回1死から板山のゴロを好捕するヤクルト・スアレス(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 ヤクルトのアルバート・スアレス投手(31)と弟である阪神・ロベルト・スアレス投手(29)の外国人兄弟投手による初の投げ合いが実現した。敵と味方に分かれての外国人兄弟による同一試合登板はプロ野球史上初めて。ここまでヤクルトの兄アルバート・スアレスは阪神戦で2度登板したが、弟の登板はなかった。

 まずは兄アルバートが貫録を示す。ヤクルトの先発として6回3安打1失点(自責0)の好投。今季阪神戦はこの試合まで2戦2勝で防御率0.69の抜群の相性通りの投球を見せたが、打線の援護がなかった。

 一方の弟は9回に5番手で登板して1回を3者凡退。最速160キロをマークするなど2三振を奪った。

 試合は4回にヤクルトが坂口の通算1500安打となる左前打で先制したが、阪神が5回に追いつき、引き分けに終わった。

続きを表示

2020年10月19日のニュース