阪神・板山 736日ぶり1軍出場でマルチ安打 妻に、亡き祖母に雄姿見せた

[ 2020年10月19日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6-5ヤクルト ( 2020年10月18日    甲子園 )

<神・ヤ(20)> 6回1死、板山は二ゴロでヘッドスライディング (撮影・後藤 大輝)
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 阪神・板山が18日のヤクルト戦で「2番・二塁」で先発出場。18年10月13日中日戦以来、736日ぶりの1軍戦出場を果たし、4打数2安打で勝利に貢献した。

 「(スタメンを言われて)きたかと。(2軍で)2年間やってきたんで、チャンスを掴めていなかったのは自分ですけど、自分を信じてもうやるしかないという気持ちでした」

 初回1死から中前打で出塁。「(いきなりのヒットに)ホッとはしていない。自分にとっては特別な一本になりましたけど、まだまだこれからですし、もっとアピールしていかないといけない」。大山の二塁打で同点のホームを踏むと、2回2死一塁でも再び中前打で好機を拡大。小川を降板に追いやった。

 長い2軍生活を支えたのは18年オフに結婚し、この日も観戦に訪れていた妻だ。「ファームで打ててない時でも励ましてくれたし、その間に子どもも生まれて子育ても家事も両立してやってくれて本当に支えになっている。まだまだもっと1軍で活躍している姿を見せたいなと思います」。そしてもう一人…。

 「去年祖母が他界したんですけど、最後の一年、1軍の姿を見せられなかったのが自分の中ですごく悔しかった。今日も見てくれていたかなと思います」

 天国で見守っていたであろう祖母・幸子さんに捧げる一打で、再び日の当たる舞台に戻ってきた。「まだまだこれからという思いが強いので、もっともっと満足することは当然ないです」。自らを支えてくれた愛する人たちのために、ここから更に活躍して輝いてみせる。(阪井 日向)

 ▼阪神・矢野監督(18年の2軍監督時代に板山を主に4番として起用)「今年の前半、2軍でも全然うまくいかなくて、俺も見に行ってたし数字や映像も見ているんだけど。俺が2軍のときから、がむしゃらさ、何とかしたいというのがアイツの中にはすごくある選手なので、そういうところではアイツの姿を見てチームみんなも何か思い出すものがあったり、感じるものがあるような姿だった。あのヒットはアイツ自身にもすごく良かったし、チームにとってもこれから意味のある、ヒットも姿もそういうふうに見えた」

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