「巨人・岩隈久志」いよいよデビュー「恩返しをしたい」

[ 2019年8月21日 09:30 ]

巨人・岩隈
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 いよいよ、だ。巨人・岩隈が、きょう21日のイースタンリーグ・日本ハム戦(東京ドーム)のマウンドに立つ。巨人移籍後、初登板。20日は川崎市のジャイアンツ球場で調整し「だいぶ状態は上がってきました。もう実戦に入っていかないと」と言葉にも自然と力がこもってきた。

 ここまでの道のりは長く、険しかった。昨年オフに日本球界への復帰を決断し、巨人のユニホームに袖を通した。新天地への縁をくれたのは、第2回WBC大会で指揮官と選手という間柄だった原監督。「連絡を頂けてありがたかった。恩返しをしたい」。何よりの原動力となった。

 17年の秋に右肩を手術。18年は米国で、巨人入りした今季はキャンプこそ1軍だったが、3月からはファームでのリハビリと練習に明け暮れた。「状態は上がったり、下がったりの感じでした」。野球選手、特に投手としては生命線の箇所。一進一退の日々に、険しい表情のまま帰路に就くこともあった。

 夏場に入り「やっと維持ができるようになってきた」と明るい兆しが見えてきた。「実際、もう一段階は上げていかないとという感じですけど、これはもう実戦で投げていくしかないと思う」。今後は技術だけでなく、打者相手に投げ込むことで、投手としての本能も呼び覚ましていく。

 1軍での登板はまだまだ未定だが、チームとしてはクライマックス・シリーズ、日本シリーズと進んでいく中に、日米通算170勝右腕が加われば、新たな貴重な引き出しが加わることになる。移籍後初マウンドはリリーフで、1イニングを予定。注目を一身に集め「巨人・岩隈久志」がデビューを果たす。(川手 達矢)

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