履正社・岡田監督 母は元女子プロ野球選手「ずっと嘘やと…」 殿堂博物館に証拠写真

[ 2019年8月21日 14:30 ]

<履正社 休養日練習>熱心に指導する履正社・岡田監督(右)(撮影・平嶋 理子)
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 初の栄冠を懸けて、星稜との決勝戦に臨む履正社の岡田龍生監督(58)の野球の原点は、元女子プロ野球選手だった母・静子さんとのキャッチボールだった。

 野球好きな家族で、岡田少年の相手を務めるのは、いつも母。「お母ちゃん、ナイスボールや」という声に「当たり前やん。元プロなんやから」という答えが返ってくるのが常だった。

 「今から考えても、キャッチボールが上手な母でしたね。ただ、元プロというのは、ずっと嘘やと思っていた。ええかげんなこと言ってるなあと思ってました」

 事実だと知ったのは履正社の監督に就任してからだった。朝日放送系「探偵ナイトスクープ」の取材で「私は昔、あなたのお母さんとプレーしていた」という女性が訪ねてきたのが、きっかけだった。当時の写真が展示されているというので東京ドーム内の野球殿堂博物館の女子野球に関する展示を見たところ、集合写真の中に母を見つけた。

 「名前も載ってないけど、写真ですぐ分かりました。下の娘とそっくり。誰が見ても、おばあちゃんでしたね」

 母の影響で始めた野球。東洋大姫路では選抜ベスト4。日体大などを経て、87年に履正社監督に就任。32年目で初めて夏の頂点に挑む。16年に他界した静子さんに最高の報告が出来ることを、岡田監督は願っていた。

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