阪神・青柳「勝つことだけ考えた」6回途中無失点、2カ月ぶり6勝目

[ 2019年8月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8―0DeNA ( 2019年8月20日    京セラD )

<神・D>ヒーローインタビューで爆笑する(左から)青柳、福留、糸原(撮影・後藤 正志)
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 味のある投球とキラキラの笑顔で「TORACO」のハートをわしづかみだ。阪神・青柳が5回2/3を投げ6安打無失点。6月12日のソフトバンク戦以来、登板8試合ぶり勝利でチーム単独トップの6勝目をゲットだ。

 「絶対に勝つことだけを考えてマウンドに上がりました。全体的にまとまってストライクが入った。要求通り、ある程度投げることができました」

 初回、先頭の中井から見逃し三振を奪うなど3者凡退。2回は3安打を浴び1死満塁を招いたが浜口、神里を連続三振に斬り最大のピンチを脱した。4回も無死一、二塁を背負ったが柴田を併殺に仕留めるなど粘りに粘った。「内角を攻めることで外角で空振りを取ることができた」と言うように左右打者とも内角に投げきったと思えば外角変化球を交えて狙い球を絞らせず。4―0の6回2死一、二塁で救援陣に後を託した。

 再躍進のヒントは球宴で得た。「すごい選手ばっかりで話し相手がいない!(笑い)」と言う大舞台だったが、今季既に10勝を挙げているソフトバンクの下手投げ右腕・高橋礼とは共通点が多いことから引かれ合い、ウオーミングアップを中断してまで10分もの間、技術談議を交わした。

 「投げる時、体から腕が離れてしまうとコントロールが乱れる。そこだけは徹底して注意していると言っていた。やっぱりそこが大事なんだな…と」。意識していた注意点の重要性を再認識。以降は「体の近くから…」と言い聞かせながら調整を進めることで、前回13日中日戦に続く2試合連続無失点と安定感を取り戻した。

 「TORACO DAY」として開催され、多くの女性ファンからの黄色い声援が多く飛び交うお立ち台。糸原から「女性人気は青柳に負ける」と“イジリ”を受けると「僕の方が多いので。イトさんはもうちょっと頑張った方がいいと思います」と返し、爆笑を誘った。投球の安定感に加えて女性に癒やしを与える笑顔とナイスキャラも復活。先発投手が勝ち投手になるのは10試合ぶり。終盤を迎え変則右腕が再加速しそうだ。(巻木 周平)

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