明石商・中森150球熱投も…履正社打線に5失点「実力のなさ」

[ 2019年8月21日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権大会 準決勝   明石商1―7履正社 ( 2019年8月20日    甲子園 )

8回、挾間監督(右)と言葉を交わす明石商・中森 (撮影・平嶋 理子)
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 快進撃の代名詞が封印された。明石商は適時打なしの6安打1得点。話題を呼んだ狭間善徳監督の派手なガッツポーズは飛び出さなかった。先発した最速151キロのエース右腕中森が8回150球を投げ11安打5失点。「実力のなさです」と春の選抜と同じベスト4で涙をのんだ。

 初回、先頭の桃谷にワインドアップから中越え三塁打を浴びた。リズムを崩したのか、高めに浮いた変化球を痛打され初回だけで6安打4失点。2回以降はセットポジションに修正して1失点に抑えただけに「立ち上がりをもっと大切にしなければいけなかった。警戒しすぎて考えすぎてしまった」と中森は肩を落とした。

 選手たちのことを深い愛情を込めて「こいつら」と呼ぶ狭間監督。今大会にわかに注目を集めた“狭間ガッツ”について、真意を次のように明かす。

 「こいつらに勝たせてやりたいなという中で、気持ちは冷静なんですけど、ずっと怒ってる、絶対に褒めない監督がベンチの中でよっしゃ、ナイスピッチングや、ナイスボールやって言うたら、変わると思うんですよね。そのギャップで」

 兵庫県勢26年ぶりの優勝は道半ばでついえたが、中森、来田という投打の軸が残る。「また一からやり直して、3年生の借りを返してもらえるような1年に今後していきたいなと思います」と聖地帰還を誓った。 (北野 将市)

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