広島 期待の20歳右腕・山口がプロ最短初回3失点KO 7球で先制点失うなど5安打浴びる

[ 2019年7月9日 18:50 ]

セ・リーグ   中日―広島 ( 2019年7月9日    ナゴヤD )

<中・広>広島先発の山口(撮影・椎名 航)
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 広島の山口翔投手(20)が中日戦(ナゴヤD)に先発登板。初回から二塁打2本を含む5安打で3点を失い、プロ最短の1回でKOされた。

 6月21日のオリックス戦(マツダ)で4回2失点降板し、試合中に緒方監督からの“公開説教”を受けて翌22日に登録抹消。この日に1軍再昇格を果たし、7回2死までノーヒット投球の快投を見せてプロ初先発初勝利となった5月30日のヤクルト戦(神宮)以来40日ぶりとなる2勝目を狙った。

 だが、初回、1番・平田に初球の真ん中直球を左前に運ばれていきなり走者を出すと、2番・大島にはフルカウントからの6球目、真ん中直球を右翼線二塁打され、わずか7球で失点。さらに1死三塁から4番・ビシエドに内角高め直球を詰まった当たりながら右翼への二塁打とされて2点目を失うと、5番・高橋には一塁方向への痛烈な当たりが右前に抜けて3失点。

 直後の2回に打線が1点を返し、なおも2死二、三塁で打順が回ると、代打・坂倉を送られ降板となった。

 山口の投球内容は1回で打者8人に27球を投げ、5安打3失点。三振、四死球はともになかった。

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