阪神・原口がプラスワン投票で球宴出場 大腸がんから復帰、夢舞台へ「ファンの方に感謝」

[ 2019年7月9日 16:00 ]

オールスター戦のプラスワンで選出され笑顔でポーズを決める原口(撮影・後藤 正志)
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 「マイナビオールスターゲーム2019」に出場するセ、パ各リーグの「最後の一人」を決めるプラスワン投票の結果が9日に発表され、セ・リーグから阪神の原口文仁捕手(27)が選出された。巨人戦の試合前には甲子園球場内で会見。夢舞台への思いを熱く語った。

 「うれしい気持ちでいっぱいです。夢にも思ってない舞台です。多くの方々に支えていただいて、ファンの方に選んでいただいて感謝と、幸せな気持ちでいっぱいです」

 失意のどん底からの復活劇だった。昨年末の人間ドックで大腸がんと診断。過酷な手術とリハビリを経て6月4日のロッテ戦(ZOZOマリン)から1軍復帰を果たした。9回に代打で登場して左翼フェンス直撃の適時二塁打。1軍公式戦234日ぶりの出場でいきなり結果を残すと、9日の日本ハム戦(甲子園)では代打で9回2死二、三塁からサヨナラ中前打も放ってみせた。難病を乗り越えて、甲子園で放ったサヨナラ打に多くの野球ファンが心を動かされた。

 「自分のスイングを3球できるぐらい、しっかり振っていきたい」

 プラスワン投票は、ここまで球宴に選出されていない選手の中から、投手は「5試合以上または10投球回以上の登板」、野手は「10試合以上または20打席以上」の条件を1日までに満たした選手が対象となる。晴れ舞台への選出に矢野監督も笑顔で喜んだ。

 「甲子園でホームランを狙えばいいんじゃない。それが一番。フルスイングしてもらってね。楽しみにしている」

 今年のオールスターゲーム2戦目は本拠地の甲子園で開催される。監督推薦で選出された16年以来、3年ぶり2度目となる球宴出場。不屈の男にとっては最高の舞台が整った。

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