【沖縄】興南16強、宮城大3安打9K完封、変化球織り交ぜ「絞られないように」

[ 2019年7月9日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 沖縄大会2回戦   興南2―0前原 ( 2019年7月8日    コザしんきん )

 興南のドラフト1位候補左腕・宮城大が3安打完封で前原を下し、16強に進出した。

 「リズム良く打たせて取れた。直球を張られている気がしたので変化球を交ぜながら絞られないようにした」

 今大会は悪天候に見舞われ、1回戦の前に2度の雨天中止、前日は雨でノーゲームとなった。それでも動じず9奪三振。打線が10安打しながら2得点にとどまる中で、チームを救う好投だった。打っては今大会初の4番に座り3安打。プロ球団からは打者として評価する声も多い。評判通りの二刀流ぶりに「チャンスで回ってくるので、一本でチームが変わるようにしたい」と力を込めた。夏3連覇へ慢心はない。「もっと打てるチームにしないと。自分も含めて打撃を強化したい」と表情を引き締めた。

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2019年7月9日のニュース