楽天 則本昂、今季初登板で6回無失点「嶋さんに助けられた」勝利投手の権利持って降板

[ 2019年7月9日 19:52 ]

パ・リーグ   楽天―オリックス ( 2019年7月9日    楽天生命パーク )

<楽・オ>初回無死、この日の初球を投げ込む楽天先発の則本昂(撮影・木村 揚輔)
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 楽天の則本昂がオリックス戦で今季初登板し、6回無失点の好投で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 則本昂は3月に右肘のクリーニング手術を受け、リハビリ終了後は2軍で3試合に登板してこの日を迎えた。初回、150キロを超えをマークして、いきなり連続三振を奪うなど3人で切って取る上々の立ち上がり。2回は2死から中川に初安打となる二塁打、宗に死球を与え、自身の暴投で二、三塁とされたが後続を断った。

 1点リードしての3回は1死後に福田の右安打、二盗で得点圏に走者を進められたがしのぎ、さらに3点を加えた4回は2死後に四球を出したが次打者を打ち取った。5回は連続三振と内野ゴロの3人で切って取り、勝利投手の権利を得た。

 6回1死から吉田正に右越え二塁打されたが、続く2人を連続飛球に抑えて降板となった。

 則本昂は6回90球を投げ3安打6奪三振1四球1四球で無失点だった。勝利投手となれば、昨年10月13日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来269日ぶり。

 今季初登板を終え、則本昂は「久しぶりに大観衆の中でマウンドに立って懐かしい感覚がありました。緊張はありましたけど、先頭打者の初球にストライクを取れて落ち着きました。球数が多くなりましたけど嶋さんのリードに助けられましたね。それに、嶋さんの先制打も大きかったです。まずは久しぶりの登板を無事に投げ終えることができて良かったです」と、ホッとした表情で振り返った。

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2019年7月9日のニュース