ロッテ・佐々木 2年ぶり復帰登板で白星「これで満足せず、一歩ずつ勝ちを積み重ねていけたら…」

[ 2019年7月9日 22:56 ]

パ・リーグ   ロッテ6-1日本ハム ( 2019年7月9日    ZOZOマリン )

お立ち台で涙をこらえる佐々木(撮影・森沢裕)
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 ロッテ・佐々木の昨シーズンは右肘痛に苦しむ日々。右肘関節遊離体の除去手術をするなど1年間を丸々棒に振った。しかし2年ぶりの復帰登板で5安打1失点の好投。今季初勝利を挙げた。

 復帰登板に向け佐々木は「やっぱり、手術してここまで長かったですけど、こうやってチャンスをいただけたので“それをものにできるように”っていうのは強く思ってました」と、周囲の期待を意気に感じていた様子。「試合前から緊張してて、大丈夫かなって思ってたんですけど」とゲームの立ち上がりは苦労したようだが、「投げていくにつれてちょっとずつほぐれてきたので、そこはよかったかな、と思います」と徐々に調子を上げることができたようだった。

 自らのピッチングについては「連打を気を付けていて、それもあまりなかったので、目標としてたピッチングが少しでもできたのかな、と思います」と納得の表情を見せた。

 1軍登板までの道のりは険しいものだったが、「もう少し早く復帰したかったですけど、こうやって長い時間かかってしまったんで、そこでもいろんな方に支えられて、こうやって投げることができたので、元気な姿を見せられてよかったかな、と思います」と、結果を出せたことに満足していた。

 この試合の意味を問われ、「やっと一軍のマウンドで投げられて、これで満足しないで、一歩ずつ、チャンスをいただいたところで、勝ちを積み重ねていけたらいいな、と思ってます」と語る佐々木。復帰後、即勝ち星に結びついたことで、自信もついてきたようだった。

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2019年7月9日のニュース