阪神ジョンソン初黒星 足で揺さぶられ甲子園初失点「それも野球」

[ 2019年7月9日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3―4巨人 ( 2019年7月8日    甲子園 )

8回2死三塁、勝ち越しを許して肩を落とすジョンソン(中央)(撮影・北條 貴史)
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 相手の流れを封じ続けてきた「8回の男」が崩れた。同点に追いついた直後の8回、3番手でマウンドに上がった阪神・ジョンソンは、いつもとは別人だった。

 1死から岡本に中前打され代走・増田大を送られた。次打者・陽岱鋼への投球前のけん制が悪送球となって二塁進塁を許すと、初球に三盗された。警戒が緩んだ一瞬の隙を突かれた。動揺したのかカウント3ボール1ストライクとし、陽岱鋼に高めに浮いた速球を左前に決勝打を運ばれた。5月15日の巨人戦以来、13試合ぶりの失点で甲子園では登板17試合目の初失点が決勝点に。登板33試合目にして来日初黒星も喫した。

 「それも野球さ。状態は悪くなかったけど、結果的にこうなってしまった。明日、試合がありますから、気持ち新たに頑張りたい」

 救援陣では巨人を上回る質、量を誇るだけに同点として一気に勝機がふくらんだように思えただけに、この1敗のダメージは相当に大きい。それでも、矢野監督は「もちろん負けて痛いものにはなるけど、今までだいぶん助けてもらってるんでね。1年間を戦っていけばこういうこともある」と助っ人右腕をかばった。

 前半戦も残り2試合。巨人相手に令和に入って初めて敗戦を喫し伝統の一戦の連勝は4でストップ。ゲーム差も7・5差に広がったが直接対決は前半戦2試合を含め14試合もある。「悔しいけど明日、明後日、何とかリベンジを。残り2試合で(勝利を)決めて終われるように頑張っていきます」と指揮官。5・5差で後半戦へ――。矢野阪神の意地が試される時が来た。 (山本 浩之)

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