マー君 2勝目へ15日登板、サバシア復帰に「みんな待ち望んでいた」

[ 2019年4月14日 06:13 ]

“野戦病院”状態のチームを支え、今季好投を続ける田中
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 ヤンキース・田中将大投手(30)は14日(日本時間15日午前2時5分開始)、本拠でのホワイトソックス戦に今季2勝目を懸けて先発する。

 チームは故障者が続出し、開幕スタートダッシュには失敗した。「今はケガ人が多く出て、チーム状況はお世辞にも良いとは言える状況ではない。その中でみんな戦っている。そういう時にしっかりと、どれだけみんなで戦っていけるかは、後々大事になってくる」

 自身4度目で初となる開幕戦勝利を飾りながら、その後は好投しても、後を託した救援陣が逆転を許した。チームの地力が試される状況下で、エースらしく前を見据えた。

 13日(同14日)のホワイトソックス戦では、12人いた負傷者リスト(IL)の先陣を切って、通算246勝左腕のCCサバシアが復帰。今季初登板を5回1安打無失点、無四球で62球の熟練の投球でまとめ、4―0勝利を呼び込んだ。チームの連敗は4で止まった。

 田中も「みんなが待ち望んでいたと思う。また、そういうことがきっかけでチームが変わることはある」と頼れる先輩の帰還を喜び、続くことで一気に良い流れへとつなげたい考え。

 今季はここまで3試合で1勝0敗ながら、いずれも自責点1の好投。防御率1・47はリーグ3位となっている。(ニューヨーク・後藤 茂樹)

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2019年4月14日のニュース