マスターズ甲子園へ桑田氏「先発&4番」の二刀流、「五十肩…」と自虐も1回2K&1打点

[ 2019年4月14日 05:30 ]

4番で適時打を放つ桑田氏(撮影・後藤 正志)
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 甲子園で春夏合わせて7度優勝し、現在休部中のPL学園野球部のOB会長を務める元巨人の桑田真澄氏(51)が13日、マスターズ甲子園を目指すOBチームの一員として大阪府内で関西創価OBと練習試合を行った。

 桑田氏は「4番・投手」で先発出場。「五十肩で腕が回らない」と言いながら、1回を1安打1失点で2三振を奪った。2回から4回までは遊撃の守備にも就き、1安打1打点で23―10の勝利に貢献。PL学園のユニホームを着て試合をするのは高校時代以来。巨人時代のエースナンバーを逆にした背番号81をつけ「懐かしい。昔一緒に戦った仲間や先輩と同じグラウンドでプレーできてうれしい」と笑顔で振り返った。

 初参加する今秋のマスターズ甲子園。PL学園は大阪府予選で21日に東淀川OBとの初戦を迎える。桑田氏は「21日は(所用で)出場できないんですよ。2回戦は出場できます。5月までに(肩を)また仕上げていきたい」と意気込んだ。

 ▽マスターズ甲子園 高校野球OBが世代、甲子園出場・不出場、元プロ・アマなどのキャリアを超えて出身校別にチームを結成し、甲子園を目指す大会。04年に第1回を開催。各都道府県の予選を経て、本大会は毎年11月に行われる。大学、社会人の現役選手、現役のプロ野球選手の参加は不可。本大会は3回までを34歳以下、4回以降は35歳以上のチームで戦い、延長戦はなし。昨年は16都道府県が出場した。

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