広島・今村、背信４失点「長打や連打を気にしすぎた」

セ・リーグ   広島４―７阪神 （ 2018年8月14日    京セラＤ ）

８回から登板４失点で敗戦投手の今村（撮影・成瀬　徹）　
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　広島は４番手の今村が背信投球で逆転負け。６度目挑戦も失敗し優勝マジック点灯は、１５日以降に持ち越された。

　「逆転したあとで、長打や連打を気にしすぎました…」

　８回に野間の内野安打で勝ち越しに成功し、その裏に登板。先頭の鳥谷を遊ゴロ失策で出塁させ１死後、梅野、代打原口に連打を浴び同点にされると、今度は制球難。糸原に四球を与え２死満塁から福留にも押し出し四球を許し決勝点を献上した。続く糸井には中前に２点打され１回３安打４失点に「ストライクは取りに行けたが、詰めが甘かった」と９日の再昇格後、３試合目での初失点を悔いた。

　それでも、緒方監督は「負けたら自分の采配が悪い。また明日、しっかり戦うだけ」と今村を責めることもなく、前を向いた。（桜井　克也）