日本ハム・田中賢 敗戦の中存在感!夏休みの子供たちに思い出届けた

[ 2018年8月15日 05:35 ]

パ・リーグ   日本ハム1―3ロッテ ( 2018年8月14日    札幌D )

<日・ロ>8回2死、左安打を放つ田中賢(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムは14日、札幌ドームで行われたロッテ戦で敗戦。連敗を喫して首位・西武と6ゲーム差まで広がった。「6番・二塁」で2試合連続でスタメン出場した田中賢介内野手(37)は攻守で安定したプレーを披露。2年ぶりの優勝に向けて厳しい状況が続く中、経験豊富なベテランの存在感が増している。

 夏休みで多くの子供たちも詰めかけた札幌ドーム。田中賢が最終打席で快音を響かせた。3打席無安打で迎えた8回2死で松永の141キロ直球をミートして左前打。敗戦の中でも存在感を示した。

 「北海道はもうすぐ夏休みが終わる。子供たちに良い思い出をつくってあげられるように頑張りたいです」

 「6番・二塁」で2試合連続となるスタメン出場。まずは守備で魅せた。4回に先頭の藤岡が放った中前に抜けそうな打球を逆シングルで好捕。素早い一塁送球でアウトとした。37歳とは思えない守備範囲と軽快な動き。8回に安打を放ち、3試合連続安打とした。

 東京が本拠地だった99年ドラフト2位で入団。北海道に移転した04年以降、昨季までの5度の優勝を全て経験している。

 前回に優勝と日本一に輝いた16年は二塁のレギュラーとして全143試合に出場。昨季から代打や守備固めでの出場が増えたが「とにかくチームのために準備するだけ」とクールに語る。

 今季も開幕から黙々と役目をこなしていた37歳に、野球の神様がご褒美を与える。札幌から家族が駆け付け、福岡県在住の両親もスタンドで観戦していた11日のソフトバンク戦に途中出場すると9回に今季初の決勝打。翌12日の同戦は先発出場し、敗れはしたもののマルチ安打を記録した。

 首位の西武が勝ったためにゲーム差は6に広がってしまったが、下を向いている暇はない。「最後に一本、ヒットが出たことは次につながると思う」と田中賢。百戦錬磨のベテランが、逆転Vへの鍵を握る。(山田 忠範)

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