西武 炎のヘッスラ3連発でサヨナラ!0―6から逆転 18日にもVマジック点灯だ

[ 2018年8月15日 05:30 ]

パ・リーグ   西武7―6オリックス ( 2018年8月14日    メットライフ )

<西・オ>10回西武1死一塁、森の左中間二塁打で山川がサヨナラの生還。捕手若月
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 西武は14日のオリックス戦で、同点の延長10回1死一塁から森友哉捕手(23)の左中間二塁打でサヨナラ勝ち。一塁から山川穂高内野手(26)が激走し迫力満点のヘッドスライディングで決勝ホームを陥れた。直前にも内野ゴロで浅村栄斗内野手(27)、山川が一塁へヘッドスライディング。高校球児のような3連発で劇勝を呼び、早ければ18日にも優勝マジックが点灯する。

 白煙が上がった。108キロの巨体を揺らし、山川が本塁へ突進した。「ギリギリかと思った」。最後も決死の表情でヘッドスライディング。二塁上で勝利の瞬間を見届けた森は「遅いなー、と。なかなか進んでなかったので、どうなるかなと思っていた」と頭上で手を叩き、ヘルメットを放り投げた。

 “ヘッスラ3連発”のサヨナラ劇だ。6―6の延長10回。先頭の浅村が三ゴロで一塁へヘッスラ。気迫が通じ一塁手・白崎の落球を誘った。続く山川は三ゴロ。5―4―3の併殺を避けようと一塁へ頭から飛び込んだ。「僕の場合は体重もある。でも、こういう場面はしょうがない」。相手ベンチがリクエストを要求した際どいプレーで1死一塁。そんな思いを森がつないだ。

 「鳥肌が立った。浅村さんのヘッドスライディングでスイッチが入って、山川さんがまさかするとは思わなかった。凄く気持ちが入った」。初球を左中間へ、今季3本目のサヨナラ打。白い雲も青い空もなかったが、メットライフドームは甲子園のように熱かった。

 「何とかしようという気持ちだった。自分のエラーから始まったので」と浅村は言った。初回の6失点。無死二、三塁からの二ゴロで本塁悪送球し、これがきっかけとなった。それでも6回までに3発で4点。8回に森、中村の連続適時二塁打で追いついた。4月18日の日本ハム戦では8回から8点差を逆転勝ち。その試合でもサヨナラ打は森だった。

 高校球児に負けない泥くさいプレーの連発に、辻監督は「どうにかしようと気持ちが一つになった。1勝以上のものがある」と称えた。2位・日本ハムが敗れ、ゲーム差は今季最大タイの6となった。実りの秋へ、獅子おどし打線がまた勢いづいた。 (春川 英樹)

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