広島M点灯持ち越し 野間執念打&松山同点2ランも虎に逆転負け

[ 2018年8月15日 08:36 ]

セ・リーグ   広島4―7阪神 ( 2018年8月14日    京セラD )

6回1死一塁、松山は右越えに2点本塁打を放つ(撮影・奥 調)
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 広島は14日の阪神戦に4―7で逆転負けし、6度目の挑戦でも優勝マジック初点灯を持ち越した。2点を追う6回に松山竜平外野手(32)が3年連続で2桁に乗せる10号右越え同点2ラン。8回には野間峻祥外野手(25)の内野安打で勝ち越したものの、4番手の今村猛投手(27)が味方の失策から4失点と崩れた。15日こそ虎に勝ってM点灯を実現させる。

 敵地に詰めかけた赤ヘル党の歓声が響き渡った。同点の8回1死満塁。2ストライクからの5球目フォークを叩いた野間の打球は、ボテボテのゴロとなって一塁線に転がり、フェアグラウンドで止まった。一時は勝ち越しとなる適時内野安打。執念だった。

 「追い込まれていたので、何とか前に飛ばそうと、食らいついていきました」

 松山の勝負強さもキラリと光った。まずは4回だ。2死一、二塁の好機で、阪神先発・岩貞が投じた初球の内角高め直球をジャストミート。ライナーは左前ではずみ、二塁走者の丸が生還した。試合の主導権を握る先制打だった。

 「初球から積極的にいった。大振りせず、コンパクトにスイングができました」

 2点を勝ち越された直後の6回には価値ある一発を放った。1死一塁で、内角高めに入った岩貞の初球スライダーを強振。放物線を描いた打球は右翼スタンドに着弾した。7月20日の巨人戦以来で、3年連続2桁に乗せる10号同点2ランだ。

 「点を取られた後だったので燃えたし、甘いボールはどんどん振っていこうと思っていた。入るかな…と思ったけど、手応えはあった。同点になってよかったです」

 岩貞とは今季初対戦ながら、昨季は2試合で4打数3安打1打点の好相性。「そこは意識していない。ただ、(最近は)左であまり出ていなかったし、絶対に結果を出してやろうと思った」。左腕が先発したDeNA戦1試合、中日2試合は出番なし。必死だった。

 だが、野間の執念の一打も、松山の3打点も、残念ながら勝利には結びつかなかった。緒方監督は「負けたら自分の采配が悪い。また明日、しっかり戦うだけ」と前を向く。6連勝後に1分けを挟んで2連敗。それでも戦況には何ら影響なし。虎に勝ってマジック初点灯へ。15日こそ実現させる。 (江尾 卓也)

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