足かけ2週間“7度目の正直”でついに…広島3連覇へ優勝マジック「32」点灯

[ 2018年8月15日 21:49 ]

セ・リーグ   広島6―4阪神 ( 2018年8月15日    京セラD )

<神・広>阪神に勝利してマジックを点灯させた緒方監督はナインとハイタッチをかわす(撮影・大森 寛明)
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 球団初となる3連覇へ、広島の優勝マジック「32」がついに点灯した。マジック対象チーム阪神との直接対決に6―4で勝利を収め、60勝にセ・リーグ一番乗り。今月2日の初挑戦から足かけ2週間に及ぶ“7度目の正直”でようやく優勝マジックを点灯させた。3年連続のマジック点灯は球団史上初。

 広島は3回、1死一塁から丸の右中間二塁打で1点を先制。続く鈴木は左翼スタンド中段へ22号2ランを放ち3点リードを奪った。1点差に詰められた直後の4回には2死満塁から丸が押し出し四球を選んで1点追加。6回には1死一、二塁から丸がこの試合3打点目となる左越え二塁打を放って1点を加えると、7回には会沢が4年ぶり2桁本塁打となる左越え10号ソロを放って貴重な追加点を挙げた。先発の九里は5回で7安打を許しながらも8三振を奪う力投を見せ、今季6勝目(3敗)。

 阪神は先発の才木が3連続を含む5四死球の乱調で、3回2/3を4失点降板。打線は3点先取された直後の3回、1死二、三塁から糸井の左前適時打とロサリオの中犠飛で2点を返し、なおも2死一、三塁と同点機が続いたが鳥谷が空振り三振、2点を追う4回には2死二、三塁で伊藤隼が空振り三振に終わった。5回から7回までは1人の走者も出せず。9回に中崎を攻め2点を返したが及ばず。自力優勝の可能性が消滅した。

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