阪神・北條、粘ってジョンソン攻略 バント失敗も12球目に快音

[ 2018年8月15日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神7―4広島 ( 2018年8月14日    京セラD )

5回無死一塁、北條は左前打を放つ (撮影・奥 調)
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 難敵・ジョンソンに致命傷を与えたのは、阪神・北條の粘りだった。1―1の5回無死一塁。送りバントのサインが出ていた中、見逃しとファウルで2球で追い込まれて開き直った。直球にも変化球にも必死で食らいつき、粘りに粘ったフルカウントからの12球目のスライダーを左前打。一、三塁に好機を拡大し、この回の勝ち越しにつなげた。

 「バントを決められたら一番良かったんですけど。サインが“打て”になったんで何とか粘っていきました」

 これで球数がかさんだジョンソンは5回限りで降板。試合はその後もつれたものの、7連勝中だった左腕を早いイニングでマウンドから下ろしたことが、勝利の一因になったのは間違いない。3回2死の第2打席でも左前打し、5打数2安打。自己最長を更新中の連続出塁は20試合へまた伸びた。

 金本監督はバントができなかったミスを取り返した5回の粘りの一打に「まあ2番を打っていたらあれくらいはやってくれないと。バントもヘタだしね」と苦笑いした後、「その分、最近は守りを頑張っているから」と評価した。7月18日の巨人戦から「2番・遊撃」で全試合先発起用。信頼感は日に日に高まっている。

 16年に122試合に出場し、レギュラー定着のきっかけをつかみながら、昨年は83試合に激減。挫折を乗り越えてつかんだ今の立場への執着心は一昨年の比ではない。打率・338まで上昇。打って、守って、走って、今度こそは定位置を奪う。(山添 晴治)

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