下関国際、9回に逆転!初の16強 創志学園・西179球熱投も力尽く

[ 2018年8月15日 10:23 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第11日・2回戦   下関国際5―4創志学園 ( 2018年8月15日    甲子園 )

<創志学園・下関国際>9回2死二塁、創志学園・金山を右飛に仕留めて勝利を決め、ガッツポーズをする下関国際・鶴田(撮影・坂田 高浩)
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 第100回全国高校野球選手権大会第11日は15日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、第1試合では下関国際(山口)が創志学園(岡山)を5―4で下し、3回戦に進出した。同校は初の16強入り。

 2回、創志学園は2つの四球と犠打で1死二、三塁とし、金谷の2点適時打で先制。2死二塁となって、小谷の適時打で1点を追加。8回にも1点を挙げてリードを広げた。

 下関国際は3、5回に1点ずつを返したが、創志学園のエース西に8回まで1安打に封じられる苦しい展開。しかし、9回に四球と死球で一、二塁とし、西山の左安打で無死満塁。ワイルドピッチで1点差に迫ると、無死二、三塁から品川が同点適時打。さらに無死一、三塁として佐本の中犠飛で逆転に成功した。

 下関国際のエース・鶴田は126球を投げて9安打4失点4四死球で完投。2回に3点を奪われ、8回にも1点を許したが、気迫のこもった投球を見せた。見事な逆転勝ちに「自分たちの野球ができて勝てたのでうれしい。全力で1球1球投げた。力のある打者ばかりだったので、抜くところがなく全力だった。しんどかった」とすがすがしい表情を浮かべた。

 創志学園はU―18代表候補の150キロ右腕・西が制球に苦しみながらも、闘志むき出しの投球を披露。8回まで下関国際打線を1安打に抑えていたが、9回に捕まって逆転を許した。179球を投げて、3安打5失点9四死球で9奪三振。

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