木更津総合が2度の“レーザービーム”で興南を制圧 右翼・太田と中堅・東の好返球で本塁生還を阻止!

[ 2018年8月15日 14:34 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第11日・2回戦   木更津総合7―0興南 ( 2018年8月15日    甲子園 )

 興南―木更津総合 1回裏興南1死一、二塁、塚本の打球を右翼手太田が本塁へ好返球。二走をタッチアウトにする=甲子園
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 木更津総合(東千葉)が外野手による2度の好返球でピンチを脱出。初回1死1、2塁で、先発の野尻幸輝(3年)は興南の4番・塚本大雅(3年)に右前に運ばれたが、右翼の太田翔梧(2年)がクイック・リリースからワンバウンドで捕手・山中稜真(3年)にボールを返し、本塁を狙った興南の主将・仲村匠平(3年)を見事に刺した。

 5回にはソロ本塁打を放っていた中堅の東智弥(3年)が強肩を披露。2死2塁で再び塚本がヒットを放ったが、「太田のプレーを見て自分も黙っていられませんでしたから…」と今度はノーバウンドの送球で二走の俊足・根路銘太希(2年)の生還を阻止した。

 五島卓道監督は「太田の返球が相手のペースを崩しました。いつもいい返球をするんですが、まさかあそこまで…」と興南に傾きかけた流れを断ち切った右翼手の“一投”に驚嘆の声。本塁打も放った東に対しては「素晴らしいホームラン。中心打者が打つ理想的な展開でした」と攻守両面での活躍を高く評価していた。

 打線は毎回の13安打を放って7点を奪取。エースの野尻は5回まで毎回、得点圏に走者を背負いながらも味方の好守もあって無失点。8回1死、1、2塁でリリーフした根本太一(2年)は140キロ台後半の速球とスライダーを駆使して後続を打ち取るなど、この日は打線、守備、投手がすべてかみ合って勝利を収めた。

 3回戦ではこの日、創志学園(岡山)に逆転勝利を収めた下関国際(山口)と対戦。理想的な展開で勝利を収めた五島監督は「相手は9回に試合をひっくり返すチームです。もう一回、気持ちを引き締めていかないと…」と夏では初めてとなるベスト8目指して前を向いていた。

 一方、興南の我喜屋優監督は「1点ずつ積み重ねていきたかったが、ホームが遠かった。2回(太田の好送球でアウト)が大きかった」と、2度におよんだ本塁でのタッチアウトを敗因にあげていた。

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