竹中直人 竹山洋さん訃報に「ただぼう然」 大河「秀吉」で誓い合った「無茶苦茶な大河ドラマに…」

[ 2023年4月17日 19:22 ]

俳優の竹中直人
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 NHK大河ドラマ「秀吉」「利家とまつ」や映画「四十七人の刺客」などで知られる脚本家の竹山洋(たけやま・よう、本名武田淳一=たけだ・じゅんいち)さんが12日午後11時31分、敗血症性ショックのため東京都新宿区の病院で死去した。76歳。埼玉県出身。

 1996年のNHK大河「秀吉」では竹中直人(67)が演じた明るくエネルギッシュな豊臣秀吉が話題となった。竹中は「竹山洋さんと初めてお会いしたのは大河ドラマ『秀吉』でした。竹山さんの熱のこもった眼差しを思い出します…。『無茶苦茶な大河ドラマにしましょうね!汚い汚い、ど汚いヒーローを作り上げましょうね!』と誓い合ったあの時が今も深く心に残っています」と回顧。

 そして「『秀吉』の後も、こんな僕にこだわってくださり、いくつかの作品でご一緒させて頂きました。またいつかご一緒出来るだろう…と思いつつただただ時が流れてしまいました。そして今、竹山さんの訃報を受け、ただぼう然としています」と悲しみをつづり、「人はいつかは死んでしまうけれど、深い時を過ごした人がこの世を去ってしまうのはあまりにも哀しいです。ただただ哀しいです」と悼んだ。

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